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物忘れの相談

ものごとを記憶する、考える、判断する、人とコミュニケーションをとるなど、私たちが日常生活を過ごすために欠かせない脳の働きのことを認知機能といいます。

一口に物忘れといってもいくつかの種類があります。

  1. 年齢に伴う物忘れ:体験したことの一部を忘れます(会った人の名前を思い出せない、物を置いた場所を忘れるなど)。本人も忘れっぽいことを自覚しており、判断力の低下もなく、進行はしません。
  2. 軽度認知機能障害(mild cognitive impairment:MCI):MCIは認知症とも知的に正常とも言えない中間状態を指し、もの忘れの訴え、神経心理検査による年齢に比しての記憶障害の確認、一般的な認知機能が正常、家事や仕事等の日常生活動作が概して正常、認知症ではないことの5つの特徴を示す状態を言います。
  3. 認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症等):認知症とは、物忘れにより日常生活や社会生活に支障をきたす状態をいいます。認知症というと、徘徊、暴力行為、幻覚、妄想、せん妄などの周囲を困らせる症状を起こすものと考えられがちですが、それは主症状ではないため必ず起こるとは限りません。症状は中核症状と周辺症状があり、記憶障害、見当識障害、判断力の障害などを中核症状といい、徘徊、暴言、暴力行為、幻覚、妄想、せん妄などを周辺症状といいます。
    認知症は加齢による物忘れと違い、体験したことそのものを忘れてしまいます。また自覚がないことも多く、判断力も低下し徐々に進行していきます。
    今、抗認知症薬がいくつか適応をとっていますが、あくまで進行を抑制する効果にとどまります。そのためにも早期発見、早期治療が望ましく、できる限り在宅で治療を進めていくことが今後望まれます。
  4. 回復可能な物忘れ(慢性硬膜下血腫、うつ病、正常圧水頭症など):他にも認知症のような症状をきたす状態像はあります。これらは原疾患を治療することで回復可能です。初診時にはこれら回復可能な認知症の可能性を挙げ、鑑別していきます。

 

治療

街中の小さいクリニックですので、できることは限られてきます。しかし早期の治療を進めていくことでその人らしさが長期に渡って維持されていくことを目標としています。状態に応じて薬物の使用も検討していきます。

使用が想定される薬剤

ドネぺジル、レミニール、メマリー。周辺症状に対しては外来対応が可能なレベルであれば薬物治療を検討していきます。

 

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