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女性のアルコール依存症~男性との違い~

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さっぽろ麻生メンタルクリニック院長の長岡です。

街を歩けばクリスマス一色で、今年も残りわずかだなと実感しています。

アルコール依存症の患者数は現在約100万人いると考えられています。そのうち男性は95万人、女性は14万人と考えられています。数字だけを見ると、男性の病気だなと思われるかもしれません。しかし50年前までは飲酒する女性も10人に1人程度であったのが、今では約6割近い女性が飲酒をします。これには女性の社会進出など多くの要因があると思われます。

また特に若い女性の飲酒率が高まっており、20代では男性よりも女性の方が飲酒率が高い年齢もあります。これらのことから、患者全体では男性の方が多いのですが、女性のアルコール依存症患者数は著しく増加しています。依存症がどんな病気かはホームページの疾患の項目を参照ください。

それでは女性のアルコール依存症患者さんは男性患者とはどんな違いがあるのでしょうか?

女性アルコール依存症患者さんの特徴として以下のことが挙げられます。

まず女性は男性よりも身体が小さく、アルコールの害を受けやすいことがあります。肝障害、脳障害も男性患者に比べてより若い年齢でその問題が生じることが多いです。

またアルコール依存症になるまでの時間も男性よりも短いことがあります。

病因として遺伝よりも環境要因の影響が大きい。生育歴では心理的、身体的暴力を受けたエピソードを持つことが多い。

うつ病、不安障害、薬物依存、摂食障害など他の精神疾患の合併が多い。

家族関係に問題を持つケースが多く、治療において家族調整も視野にいれる必要がある。

 

12月で忘年会など飲酒する機会も多いと思われます。アルコールにまつわるトラブルにはくれぐれも気を付けましょう。

 

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