ギャンブル依存症グループワーク報告
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さっぽろ麻生メンタルクリニックでは、毎週金曜日にギャンブル依存症のグループワークを行っています。
先週10月23日のグループワークの内容について簡単に報告したいと思います。今回のテーマは引き金と欲求についてです。
参加者には、自分がどんな時にギャンブルに行きたくなるか考えてもらいました。いくつか例を挙げると、仕事が終わった後、休日の午前中、イライラした時、仕事で疲れた時、パチンコのCM,チラシを見た時、パチンコ屋の前を通った時など色々あがりました。
これらの状態や状況が、いわゆるギャンブルの引き金になり、そこから行きたいという欲求が生まれてきます。
ギャンブル依存症、もちろん他の依存症もそうですが、二度とやりたくならないという意味での完治はありませんから、止め続けることを目指し、如何に日常生活を送るかが大事になります。
そのためにこれらの引き金をできる限り、自分の中で探し、そしてそれを普段の生活で避けるスケジュール作りや、避けれない場合にはどんな対応方法があるかについてスタッフ、参加者で話し合いました。
ギャンブル依存症は1人ではやめれません。当事者同士の話し合いの中で、学習していくことの大切さを改めて感じていきましょう。
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